12月14日(土)挨拶文作成

2時起床、Facebook、メールのチェック、
大雪に見舞われた、夏に購入した除雪機の初出動、
佐々木君より指導を受け、七日町店へ、

孫に心大へスキーへ行かないかと電話したら、
初滑りか、いいよ、連れてって、10時に迎えに行った。
グランデコか、少し遠いが雪は豊富、
他のスキー場は来週がオープン予定になっている。
断続的に降る雪は顔に当たり痛いくらいだ。

1時間半ほど滑り、食事をして帰って来た、ドカ雪で思うように走れず、
着いたのが5時を回ってしまった。
来週、20日に京都で福島県立命館が震災支援の連携協力協定式が結ばれる。
5分ほどの挨拶を頼まれた、馬場さんが親切に挨拶文の原案を送ってくれた。
彼は元県知事佐藤栄佐久さんの筆頭秘書をされており、
挨拶文作成には事を欠かない。
見事な出来栄え、私も恥を掻かずにすみそうだ。^_^

福島県・学校法人立命館連携協力協定締結式
福島県立命館大学福島県校友会会長 桑原 勇健

福島県と学校法人立命館の間に、
連携協力に関する協定が結ばれ、
本日ここに協定締結式が開催されますこと、
福島県校友会を代表して
お祝い申し上げます。

そして学校法人、大学、校友会事務局の皆様の手により、
このような盛大な会が開催されますこと、
心から感謝申し上げる次第であります。

あの震災から早や三年を迎えようとしてます。
この間立命館は、
いち早く東日本大震災復興支援特別委員会を、
校友会内に立ち上げ、
被災地及び被災校友支援に当たって頂きました。

国内に数多くの大学がある中、
その支援規模は群を抜いて大きなものであり
また被災地の立場に立った支援であったと
感じております。

京都を遠く離れ、福島の地に住む校友として、
立命館大学に学んだことを、
これほど誇らしげに感じたことはありませんでした。

今、福島県立命館が連携協定を結ぶにあたって、
私は、復興支援の先頭に立ってご活躍された2人の先輩の
言葉を思い出しております。

一人は前会長の富田良夫先生の言葉です。
震災の年の10月に京都で開催された
校友会全国大会の席上で、
立命館大学校友会の被災地支援活動に対し、
富田会長が被災地の校友会を代表して述べた言葉の中で、

立命館大学を卒業して四十数年、
私も時々は母校の事を思い出すことはあったが、
立命館は四十年立っても私の事を忘れず、支援してくれた」と
壇上で号泣されました。

もう一人は、被災地支援特別委員会をいち早く立ち上げていただいた、
兵庫県校友会の辻寛前会長の言葉です。

阪神淡路大震災の時、復興対策の責任者であった経験から
「桑原さん、被災地以外の人が、震災の事を忘れられたらアカンよ。」
神戸の震災の時は、その二ヶ月後にサリン事件で
報道が全てそっちへ行き、
支援がピタリと止まってしまった、
忘れ去られて行くことが、最大の被害や」との、
貴重なアドバイスをいただいた。

ともすると、苦しい時も苦しいとは言わない
遠慮深い東北人気質を察して、
震災復興に携わった経験から出た言葉であったと
感じております。

このお二人の言葉を代表されるように、立命館の支援は、
支援される被災地の立場から言っても、
大学、校友会共に、時機を逃さず、
ボランティア、寄付金、
復興支援ツアーと形を変えながら、
被災地が望む支援を行って来たと感じております。

福島県校友会としても、富田前会長自ら先頭に立って、
被災地校友の調査、支援物資の配送、
校友会から頂いた義損金の配布と
活発に活動してまいりました。

昨年そして今年は、復興支援ツアーで多くの校友が
福島県を訪問頂き、
今の、福島県の姿をじかにご覧いただき、
福島県校友会との意見交換を通じ、
私たちの考え方もご理解頂いたものと存じます。

さて、震災以降、
地域間の相互支援という形で結びつきが強まった
福島県京都府
行政事務を中心として、大きな支援を頂いてきましたが、
福島県内堀副知事の、びわこ・くさつキャンバス訪問を
きっかけに、
福島県と学校法人立命館の間に、
未来を見据えた連携協力協定が結ばれます事は、
私たち福島県校友会にとっても、
大きな喜びとするところであります。

福島県は、震災及び原発事故で、
これまで営々と積み上げてきた、
多くの物を失いました。
しかし、今だに二百万人弱の県民が、
日本で三番目の大きな県土に住み、
これからも暮らしていかなければなりません。

失ったものは決して戻ってきませんが、
違う物で補っていかなければ、
私たちの暮らしは成り立って行きません。

私は会津の出身です、
会津と京都の結びつきについては、
今更ご説明することもないと存じましが、
先の戦争と言えば、
会津では戊辰戦争の事です、
先の戦争では会津は多くのものを失いました。
しかし、先人たちの努力により、
違う形で会津は蘇りました。

福島県立命館、そして京都との間に、
未来を見据えた新しい結びつきが生まれ、
それが、「うつくしま、ふくしま」と我々が呼んできた
美しい福島県を取り戻す種となって、
今後大きく成長していくことを心から願い、
福島県校友会を代表してのお祝いといたしまし。

本日は誠におめでとうございます。

校友会も来年は20周年、いよいよ忙しくなりそうだ、
福大の学長予定中井先生も立命館大学出身だ。
暫くは立命館大学福島県校友会とスポーツ業界JSERAを主体に活動をする。