5月22日(木)吉田調書、これだけは思い出したく無い

2時起床、Facebook、メールのチェック、
数独を1時間ほどやっていた、上手く進むと面白くなり、
つい長くなってしまう、頭の回転にはなるので、これも良しとする。

朝日新聞のスプーク、吉田調書、
第1章2節、原発は誰が止めるのか、
「これだけは思い出したく無い」
3/13、2号機のベントがうまくいかない、斑目はSR弁の解放を支持する、
吉田所長はSR弁解放に作業員を出したが1時間経っても開かなかった、
減圧もできない、水も入らないとなると、2号機はドロドロに溶けて容器をぶち破り、
チャイナシンドローム映画のように、地球奥深く沈み込んでしまうと思ったと言う。
メルトダウンからメルトスルーの最悪の事態なるかも知れないと細野に伝える、
半径250kの避難を覚悟しなければならなかったのに、

政府は今直ぐ危険な状態では無いと、繰り返し報道、
海外組はスピーディーがいち早く届き、250k圏内からの脱出を図った、
あまりにも生々しく危機一髪の状態、情報統制された国民はたまたま運が良かったが、
本来なら全滅だったかもしれない、

2号機のSR弁はなんとか開いたが、サプチャンの方が高かったため思うように水は入らない、
水が入らなければチェリノブイリの比では無い、神に祈る思いが続いた、
吉田さんは茫然自失の状態で、死を覚悟したと言う。

フクシマ・フィフティーの真相に続いて読んだが、
本日も3回目の掲載がある。

昨日から地下水を海に放出する作業が始まった、
世界中は固唾を飲んで日本の事故処理を見守っている、

大飯原発の3号機、4号機の再稼働が裁判で勝訴した、
暫くは動かないだろう、
政府は飽く迄も安全委の結果次第で再稼働を目論んでいる。
フクシマ原発廃炉作業を政府主導で速やかによく分かるようにして、
国民が太鼓判を押したら、再稼働もあるだろうが、
電力不足だけでは片付かない問題だ。

第1章 3節 「誰も助けに来なかった」
ものすごい恨みつらみが残っています、と吉田所長は言っている。
3/14 AM11:01に3号機が爆発した、
分厚いコンクリート製の建屋を真上に高々と吹き飛ばした、
そのシーンを見た吉田さんは、被害妄想かも知れないが、これで終わりかと思ったらしい、
これを見て、結果的に誰も助けに来なかったんですと言う、
消防隊とか、レスキューがいらっしゃったですが、
あれはあまり効果がなかったんです、

吉田さんはお亡くなりになったが、
あの事象があって、何回も死んでいたように感じた。
M9.0クラスの地震とかある国から襲撃されたとか、
有事の際は落ち着いて原発を止めることは困難なように思えた。

今日は運動具組合の理事会を郡山で開催する、総会日程、
行事計画、予算、決算報告、事業報告、来年の人事案も提案する。