3月31日(金)桜の開花もこの寒さでは遅れそう

2時起床、facebook、メール、NHKオンラインをチェック、
選抜甲子園も今日は決勝戦、大阪の二校が残った、
PL学園の野球部が無くなり大阪は履正社大阪桐蔭がしのぎを削っている、
五分五分の勝負になりそうだ、
若松の高校野球部入部者が少ないと言ってた、
どうも体育会系が嫌われている、苦労するのが嫌なのか根性論が好まれないようだ。

東京一番乗りに開花宣言をしたが、その後3部咲き4部咲きで満開は程遠い、
天候ばかりは気まぐれで思ったようにいかないのだろう。

知人の漢方医で、
多くの人の臨終を見てきた方が
いらっしゃる。

先だって対談をして、
人が死に直面して
どのような心の変化が起こるかを
教わった。

まず、男女の欲望が消えてしまう。
男女という概念も薄れてゆくらしい。

更に、お金や財産などに対する
執着が消えてゆき、
名誉などへのとらわれも無くなってゆく。

そこで、身内に対する思いが
わき起こるという。
家族に会いたいという思いだ。

それを抜けると、
最後には吹いてくる風や日の光など
大自然に対する思いが残るのだと教わった。

最後に大いなる大自然の、
吹く風や射し込む光に触れると、
人はこの大いなるいのちに
帰ってゆくのだという
安らかな気持ちになれるのだ、
と言われた。
 
宮沢賢治は、肺の病で
三十七歳の生涯を終えられている。
熱心な仏教徒であったことは
よく知られている。
病の床にあって
「疾中より」
という詩を残されている。

床に伏せって血を吐き、
苦しんでいる様子を詠いながら、
最後にこう結んでいる。

「あなたの方からみたら
ずゐぶんさんたんたるけしきでせうが 
わたくしから見えるのは……