平成最後の誕生日を迎えられた天皇は最後の記者会見を受けられた。
象徴天皇として勤め上げられた天皇は最初に発せられた言葉は平成の30年間が戦争の無かった事に
安堵の言葉だった、常に国民の安寧を思い自らその行動を起こされた。
国民はその姿を忘れる事なく次の時代を迎えなければならない。
天皇陛下は、阪神・淡路大震災や東日本大震災など平成に起きた数多くの災害を挙げ「多くの人命が失われ、数知れぬ人々が被害を受けたことに言葉に尽くせぬ悲しみを覚えます。
ただ、その中で、人々の間にボランティア活動を始め様々な助け合いの気持ちが育まれ、
防災に対する意識と対応が高まってきたことには勇気付けられます」と話されました。
会見の終盤、天皇陛下は、来年4月で結婚して60年になる皇后さまについて「結婚以来、常に私と歩みを共にし、私の考えを理解し、私の立場と務めを支えてきてくれました」と思いを述べられました。
そして、ひときわ声を震わせながら「天皇としての旅を終えようとしている今、私はこれまで、象徴としての私の立場を受け入れ、私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝するとともに、自らも国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり、60年という長い年月、皇室と国民の双方への献身を、真心を持って果たしてきたことを、心から労いたく思います」と述べられました。
人間天皇として勤め上げられた事に衷心より感謝を申し上げます。
これから一番の汽車で町田鶴川の武相荘へ行ってくる、
白洲夫妻の終の住処武相荘、正子さんは60年間過ごされた武相荘、
訪れてどんな感想を抱くのか、、、、。
そのただ住まいが色濃く残っているのだろう。