3月29日(火) 考え込んでしまった

昨日、今日、二日間、京都大学の準教授、小出裕章氏の講演ビデオを見ていた。

小出氏は40年前から原発反対論者でチェリノブイリ原発がもたらした、
事故が日本で起きない保障は一つもない、
いくら経済発展に原発が必要としても、
未来につけを残す負の遺産は作るべきではないと訴え続けてきた。

一方、政府は原発の安全宣伝を日夜放映し国民を惑わせてきた。
福島の事象は何処まで進むか予断を許せない、
日増しに悪い方向に行っているような気がする。

チェリノブイリは300キロ圏内、立ち入り禁止区域に指定、
収束に費やしたヘリコブターや消防車、
もろもろの汚染物質はある所に隔離され置かれている。

100年は死の灰が消えない、
こんな恐ろしいものを我々は生活の便利さ、豊かさの代償として
使っていいのか、考え込んでしまった。

昨夜はロータリー友を語る会が笹屋さんで行なわれた。
3月号が届かず、佐原先生、治郎さん、
私がロータリーと私という題でそれぞれが話した。

世界中から今回の地震津波原発事故にお見舞いの支援を戴いている事を佐原先生から報告を戴いた。
治郎さんはウイルソンビルとマッチンググランドをして
南相馬、新地町へ支援したい事を話された。

春の陽気が感じられる今日この頃ではあるか、
事故の進捗状況が気になり頭がもやもやしている。