4月10日(日) 妻幸子の誕生日

64歳になる、結婚してから今日まで二人とも大病をした事が無く過ごせた
コツコツと積み上げてきた事が結実し、子供たちもバンダイを支えてくれている

こんな幸せな事は無い、出来る事なら後10年元気で過ごせる事を願う
誕生日おめでとう、紆余曲折はあったが互いに相手を認め、我慢するところは我慢し
支えあってきた事に感謝する

孫も今年一人増える予定、合計で5人になる
心大はピカピカの一年生になった
勇明は賢く4歳で字も読める、数字も書ける、アイフォーンを操るのが得意
興味を持ってよく聞き、反復する
賢くなる子は良く聞く耳を持っている

未曾有の東日本大震災が福島を直撃し原発が危機に晒され
一進一退の放射能汚染と戦っている
大事に至らぬ事を祈るばかりだ

幸せとは辛いという字に一を加えた漢字に見える
辛さの後には努力を惜しまず頑張れば幸せが待っているという事か

ウォーキングに出かける時間だ

雲雀がさえずり、白鳥はシベリアへ帰る準備で大空を飛び回っている
春爛漫、土筆、ふきのとう、小さな野花が咲き誇っている
のどかでいい季節が巡って来たのに何故か喜べない

便利さを求めるあまりに原発設置を許してしまった福島は大馬鹿者だ
危険覚悟で散歩を毎朝している

妻は誕生日のプレゼントにブーケ、カラーの鉢を戴いた
本当に優しい心の持った嫁たちだ
孫がメッセージを添えていた

夕食は喜多方へ行き、まるやまの特製かつ定食を戴いた
こんなに幸せにしていられるのに一抹の不安が付きまとう
どうする事もできないもどかしさだ