12月11日(木)南極物語を観る

2時半起床、Facebook、メールのチェック、
知らなかった避難指示区域、
今は3つに別れている。
50msv以上 帰還困難区域
20msv 以上 居住制限区域
20msv以下 避難指示解除準備区域
また、特定避難指示解除準備区域というのがある、一旦区域を解除されると
見舞金が無くなる、避難している住民は突然路頭に迷うことになる。
政府、東電は時間稼ぎをして解除されるのを待っている様にも見える、
喉元過ぎた政府は原発の安全性が担保出来れば、再稼働止む無し、
原発は日本経済にとって重要なベースロード電源としている。
恐ろしい事だ、福島は核のゴミの山、被災者は放り投げられ、行き場がなくなる。

金峰山千日回峰行を達成した塩沼亮潤大阿闍梨は往復48キロ、高低差1300mの山道を、
毎日16時間掛けて9年間歩き続けた、
高野山金峯寺で千日回峰行を満行したのは1300年間でたったの3人しかいない、
さらにその後9日間の断食、断水、不眠、不臥をされた。まさに超人の超人だ。

高倉健が亡くなって、無性に懐かしくなり健さんの映画を見ている、


ジロの剥製

500円記念硬貨にデザインされた
今日は南極物語を見た、昭和33年、南極に昭和基地が設けられた、
厳冬の南極を乗り切るのに15匹の樺太犬を連れて行った、
吹き荒れるブリザードの中の探検は犬に頼るのがすべてであった、
健さん扮する潮田と渡瀬扮する越智は第2次越冬隊中止の為、
犬を南極に置き去るしかなかった、残された犬たちの必死の生き様が
一つは見所、一匹一匹が事故で亡くなる、
遂には南極生まれのタロとジロしか生き残れなかった、

1年後に基地に降り立った潮田と越智が見たものは生き残ったタロとジロ、
これは当時奇跡の生き残りとして随分話題になった、
健さんの誠実でストイックな人柄が滲み出ている、いい映画だった。