10月18日(土)法要

3時起床、Facebook、メールのチェック
奈良の寛一君、足の怪我のこと気遣ってくれた、
歳を重ねると、思わぬ出来事に出会ってしまう、注意せねば、、、

昨日は兄弟水入らずで紅葉狩りに出かけた、
大阪の勇臣兄も、そう何遍の来れなくなるだろう、
朝7時出発で紅葉見物。

坂下は時雨れていたがゴールドラインに差し掛かったら薄っすらと青空が見えて来た、
山々は今が盛りか色とりどりに衣装を着けて迎えてくれる、
シャッターポイントで休憩を取りながら錦秋のバンダイを堪能、
朝日が指すといいんだがなぁ、、

桧原湖の高原ホテルでティータイム、チーズケーキと特製のコーヒー、ここは俺に払わせてくれと勇臣兄、
ガラス越しの湖面は光に輝き格別に美味しい。

裏磐梯スキー場途中の沼、ここは知らない人が多い、

五色沼、全国各地から来ているのだろう、紅葉には一週間早い、
河畔の紅葉も薄化粧か、、、

バレーラインを通る、中津川渓谷の紅葉は特に有名だ、橋の上から見学

一路スカイラインへ錦秋の観光道路、行き交う車は県外ナンバーばかり、
高齢者が多い、老人天国、曜日は特に関係ない、
ここは紅葉が早く、上の方はすでに終わってる、
眼下に広がる広大な山々は紅葉一色、錦の衣をまとった天女といった感じ。

急に寒くなりにわか雨もちらほら、温泉へも行くか、
土湯峠を下り幕川温泉へ、一人500円で秘湯の会吉倉屋の露天風呂へ入る。ここは俺が払う、
湯加減も少々熱め、これがまたいい、流れる雲を眺め木々の擦れる音に耳を澄ませ、
三人独り占め、贅沢なお風呂だった、

土湯峠の旧道は彩られた紅葉のトンネル、綺麗だなぁ、最高だの連続、
途中の高森野菜売店
大根が山のように積んである、昨年は一本100円、3本で200円が相場だった。
今年は150円、スーパーと代わりばえしない、
それで売れ残って山になってるのか、
シビアが主婦連中は財布の紐は硬い。
姫沼の紅葉は知る人ぞ知る隠れスポット、
寄ってみる先着は立派なカメラでアングルを変えパチリ、パチリとシャッターの音、

2時を回り、小腹が減った、蕎麦でも食ってくか、
勇蔵兄は今度は俺が払うから、中丿沢から少し離れた農家の蕎麦屋、中むらとか言ったか、
観光バスも入るようだ、醤油差しを見て、ここの醤油はどこのものですかと尋ねる、
高砂屋です、たしか坂下、ここの食べたらよその食べらんに、、、、
勇蔵兄貴は少し恥ずかしそう、、、
私にはまあ、まあってとこだったが兄貴はうめい、うめい、てべた誉め、
私は漬物に高砂屋の醤油をかけて頂いたのが一番だった。
こうして兄弟三人、バカ言ってドライブするのもあと何回あるか、冥土の土産話か、、、、

本日、亡父27回忌、亡母7回忌の法要、光明寺住職親子でお経を上げてくれた、
息がぴったり、素晴らしい読経、ご住職の法話で27年前勇吉さんがお亡くなりになり、
4日後に母がなくなりました、だから勇吉さんは忘れられないという、
私も日曜日に檜枝岐へ行き、惹かれたのか鷹ノ巣へ足が向いた、
大好きだった清四郎小屋へ辿り着き、米子、周一の恋愛秘話を思い出す、
27年前の事に話が弾んだ、そうすると、あんたは高砂屋の社長かい、
いや私は三男坊で、親父の随想集でここの事は手に取るように分かってます。
これも見えざる糸が引き合わせたご縁なのか、、、、

ご住職を交え兄弟四人とその家族、四方山話、
斎藤住職も気分が良かったのか長居された。
仏都会津の話になり、勇蔵兄は仏都会津と言われたいきさつを話す、
私も帰ってネットでいろいろと調べた。
これから仏都会津は整備されていくのだろう、徳一が「まれびと」として会津に腰を下ろし、
薬師仏教を広めた、1200年を超えて再び薬師様のお出ましとなるのか、、、、

2時を回って、これから西山のつむじ倉へ紅葉見物でもして来るかと勇臣兄貴に囁くと、
連れてって、見たいわぁ、しょうがない、でわと出かける、
去年初めて知ってつむじ倉、
会津にこんな素晴らしい滝があるとは、
大発見だった、
聞けばマニアには外せない滝らしい、山道を走る事30分、すれ違う車も無い、
3時を過ぎると山は暗くなる、熊でも出そうな山道、やっと辿り着く、
千客がいた、ナンバープレートは和泉とある、
和泉って何処ですかと尋ねる、大阪です、えぁ大阪からどうして知ったんですか、
私は滝が大好きでこの滝をいつかは見たいと願ってた、やっと念願が叶ったんですと言う、
私も大阪ですわぁ、打ち解けて話し合う始末、写真集を持ち出し、滝見半分話半分、
奇遇だ嬉しい、写真送ります、満足気に別れる、今日は只見の季の郷へ逗留するという、

明日、一番で大阪へ帰ると言う、沢山の思い出が出来た。
大阪で暫くは会津の話で酒を飲むのだろう。