11月12日(土)今年で5回目になる立命館東北応援ツアー

2時起床、Facebook、メール、NHKオンラインをチェック、
今日、明日、と昨年同様いわき方面へ校友19名、福島校友10名、学校から2名
東北応援ツアーを実施する、今年で5回目になる、
第一原発事故が如何に災害を拡大し、
5年10ヶ月経っても先が見えない惨憺たる状況を具に見て頂く、
浪江の役場では職員さんが資料に基づいて丁寧に説明してくれる、
現在は一時帰宅が許され、後片付けや今後の進路を考える時期に来ているのだろう、

ツアーの挨拶を5回頼まれている、
こんな事を最初に話す、

2016年東北応援ツアー会長挨拶
ようこそおいでくださいました、
この東北応援ツアーも今年で5年目になります、
多くの校友が参加してくれました、今年も19名、県校友会から10名
遠くは兵庫から5名も参加されています、
思い起こせば2011・3・11 「2時46分、」突然の地震
これまでに経験のしたことのない大きな揺れに見舞われました、
観測史上最大のM9・0、3分後には大津波情報が発令、
刻々と流れる映像は津波の到達時刻と避難勧告、
余震は次々と起こり、戸惑うばかりでした、
第一・第二の原発11機は直ちに自動停止したと報道、
壊れなくてよかったと胸をなでおろした記憶があります、
1時間も経たないうちに津波が押し寄せました、宮城県は10mを越す大津波
名取の飛行場はめちゃくちゃに遣られた、
やがて東京電力福島第一発電所に大津波が襲い、
電源を喪失し最悪の状態に陥ります、
話せば長くなります、記録集を2冊持参しました、
回し読みをしてください、今日から二日間ではありますが楽しく過ごしたいと存じます、
以上で挨拶に変えます。

過去を振り返り、参加者の報告レポートを読んでいた、
記憶に留めて頂くには実際に現場を見て頂くのが一番、
現場の声を聞き、如何に原発事故が馬鹿げた事故であったかを知って欲しい、
自然災害ではあったが第一発電所は多くの欠点が指摘され私は人災と見ている、
にも関わらずこれ以上の賠償は会社が持たないと政府に泣きついている、
可笑しな話だ、民間会社なら破産したって知らん顔するが、東電は上場したまま救済される、
再稼働の申請も認めている、

ドイツのように政府はもっと真剣に再生可能エネルギー自然エネルギー、に注力し
プロジェクトを立ち上げて取り組むべきだ、
新電力会社にも廃炉費用を出させるだのめちゃくちゃな事を平気で言ってる。

jヴィレッジの現状視察、夕方、ホテルハワイアンズ
ここでは福島大学学長 中井勝己先生の講演を聞く、
先生は立命出身で校友会にも以前から参加されご助言を頂いていた、
震災時もいち早く支援室を立ち上げセンター長につかれた、

神戸出身で阪神淡路大震災も経験されている、
二度目も大震災に遭われた稀有な人だ、

明日はあかい菜園、ら・ら・ミュウで昼食、
アクアマリーン福島を震災当時の説明や見学を予定してる、
参加者は平成卒業が多く付き合い方も難しいが当たって砕けろだ。

昨日の作陶品